あくまでもサブとしてなら。PS3「torne」 | 忍之閻魔帳

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■PS3:「torne / トルネ」

20日にAmazonから届いたので、しばらく使ってみた感想などを。

まず最初に驚いたのは本体の小ささ。
ほぼ10cmの正方形なので、DSのケースよりも小さい。
接続も簡単で、PS3本体のアップデートと、
付属のディスクからアプリケーションをインストールするまで
さほど時間はかからなかった。
PS3のメディアクロスバーに「テレビ」という項目が増え
「torne」を選択すると無事に起動。

我が家の電波状況は良好だったのか、
巷で言われているような受信状況の悪化は見受けられず、
むしろアップコンバートの恩恵で普通に受信しているよりも
映像が滑らかな印象すら受けた。

番組表の選択もCMで流れていた通りのサクサク感で、
PS3の操作に慣れている者であれば、説明書を読まなくても
予約録画まですぐ出来てしまう親切設計だ。

我が家のPS3はPS2ソフトのプレイや
SACD再生機としても使っているため2台とも初期型で、HDDは60GB。
インストール済みのデータも考えると、ハイビジョン録画をするには
空き容量が心許なかったので、「torne」購入にあたり
外付けハードディスクを増設することにした。
今回購入したのが、LogitecのLHD-EN1000U2W(1TB)。
「torne」よりハードディスク設定を行なってみると
すんなり認識したので、今後はこちらを「torne」専用とする。
試しに予約録画をしてみると、1時間の録画で約6GBを使用。
1TBなら約160時間ほど録れる計算になるか。

全体の印象としては、価格を考えれば想像していた以上に良い。
操作感も映像も機能性も、必要最小限ではあるが
サブとして活用するには充分過ぎるほど。

難点は、まず起動から視聴までのタイムラグ。
PS3を起動し「torne」のアプリが起ち上がるまで少なくとも1分弱はかかる。
短気な私にとって、これは地味に辛い。
次に、録画中は他のことが出来ないこと。
一応メーカーのコメントでは録画中にゲームもプレイ出来るとあるのだが、
ゲームはおろか、軽くボタンに触れただけでもエラーが出てしまう。
この辺はアップデートで早期に解決して欲しい。



【3月27日追記】

上記の部分に関しては、外付けのHDDにダイレクトに録画すると発生する模様。
一旦本体に録画してムーブする分にはエラーは発生しなかった。
ちなみに、1時間番組をムーブするのにかかった時間は約15分。
本体の容量が心許なかったから外付けを買い足したというのに、
結局本体の空き容量を確保しなければ動作が安定しないというのはちょっと困る。




撮っては消し、撮っては消しするだけの
サブとしてはそこそこ使えるが、やはりメインに据えるのは無理がある。
1万円で地デジ録画が出来て、PSPを使って持ち歩き出来ることに
魅力を感じるなら買い。
と、「torne」で録画した「ミヤネ屋」を見ながら書いてみた。


■HDD:「BUFFALO 外付けハードディスク 500GB」
■HDD:「BUFFALO 外付けハードディスク 1.0TB」
■HDD:「BUFFALO 外付けハードディスク 1.5TB」

「torne」での動作確認済みの外付けHDDで、Amazonでの売れ筋はこの3機種。
やはり1TBが主流のようだ。

●torneの初週売上台数は6万2,000台。(AV Watch)

推定販売台数は両者を合算したもので、販売比率の約75%がtorne単体、
約25%がPS3地デジレコーダパック。
PS3の販売台数も前週69.5%増の4万5,000台となり、
3カ月ぶりにゲームハード売り上げのトップになったとしている。
累計販売台数は495万台。